2009.6 |
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国税庁から平成20年度査察(マルサ)の概要が発表されました。脱税金額は前年に比べ0.8%減少し、350億円だったそうです。平成6〜8年の脱税額は400億円台でしたので、少なく(?)なった方なのでしょうか・・
国税庁のホームページには、税目ごとの脱税額や脱税の多かった業種、脱税の手口から不正資金の隠し場所まで、年度ごとに掲載されています。今回発表されている隠し場所は、畑の土の中、自宅エレベーターの床下、米櫃やポットの中でした。まるで映画「マルサの女」のようです。
年度ごとに脱税の傾向を見てゆくと、その年の景気や経済状況が読み取れます。平成20年度の傾向は、リーマンショックの影響により、前年に比べ投資関係の脱税が急減しています。
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